損害保険登録鑑定人

正式名称は「損害保険登録鑑定人」といいます。
損害保険登録鑑定人とは、建物や動産の保険的価値の算出、罹災物件の鑑定、事故の原因・状況調査などを行う専門家で、
一般社団法人日本損害保険協会の実施 する認定試験に合格し、登録されている方をいい、1・2・3級の技能ランクがあります。
損害保険登録鑑定人認定試験に合格しさらに一定の公的資格を取得していれば「専門鑑定人A」または「専門鑑定人B」として同時に登録することが可能です。

業務案内

損害鑑定

 事故が発生した場所に赴き、建物であれば建家の間取りを書き起こし、状況写真を撮影し、損害状況を把握します。又、罹災を受けた物が家財道具や什器備品等の動産であれば罹災物の品種、数量、能力、製造者、製造年月等を確認し、参考資料と共に損害額の算出を行います。

写真

評価鑑定

 保険契約に先立ち保険の対象と成る建築物(工場、ビル、ホテル、百貨店、寺院、仏閣等)、機械動産、構築物の保険的価値を評価し、適正な保険価額を算定します。

広域災害

 近年、日本国内は大きな自然災害に頻繁に見舞われて居ります、地震を初め、台風、暴風、竜 巻、洪水、豪雪、雹等に依り甚大な被害が発生した場合、その被災地に駆けつけ、被害 状況の調査、損害額の算出を行います。


ある鑑定人の想い

 鑑定人は事故が起こった時に、契約者の元へ迅速に駆けつけ、まずは安心して頂けるよう努めます。建物も家財もすべてが燃え尽きてしまった現場、近くには、呆然とした様子の契約者の方、心は痛いけれど、公正・迅速に鑑定するには、契約者の方にお話を聞かなければなりません。火事が起こった状況や家の間取り、築年数、家財の大体の配置等をヒアリング。辛いであろう状況の中、それでも懸命に質問に答えて下さいました。伺った話を元に保険金の額を算出します。
 「今回の場合ですと、これくらいの金額がお支払いできそうです」 そう伝えた時の、お客様の安堵した表情と「ありがとう」の言葉、今でも忘れられません 。

 中途入社 M/入社時22歳 現在29歳